VIN CINQ 〜ヴァンサンク〜

伊万里に「ヴァンサンク(VIN CINQ)」というフレンチレストランがあります。

2年前の誕生日に夫が連れて来てくれたお店です。

カジュアルに本格的なフレンチを良心的な価格で食べさせてくれます。

今回の誕生日もここへ連れて行ってくれました。

f:id:yuyol:20170914095339j:plain

2年前と同じ窓側の席で、¥2,700のランチコースをお願いしました。

f:id:yuyol:20170914095423j:plain

まず前菜なんですけど、ヴァンサンクのシェフが作るソースはどれも絶品で、どうやっても私には真似が出来ません。

魚介類とリーフのチョイスも間違いないんですけど、味付けも「カンペキ」。

どうやったらこんな味付けが出来るんだろう?

洗いたての真っ白なお皿みたいになるまで、残ったソースを自家製パンにつけて食べました。

美味しいお店には何軒か出会えていますが、このソースを超えるものにはまだ出会った事がありません。とにかく、すごくすごく美味しいのです。

f:id:yuyol:20170914100146j:plain

続いて、なすとトマトの冷製スープ。

シェフの作るソースをめいっぱい飲める…みたいな嬉しいスープです。

外食をする際、それに何が入っているか、どう作られているか解読しながら食べるんですけど、ヴァンサンクの味だけはどうしても解読できない。私のレベルでは到底無理なんだろうなと思いつつも、ひとくちひとくちを堪能しながら食べていきます。

f:id:yuyol:20170914100607j:plain

メインです、和牛ステーキ。海老のフリットとテリーヌ的なものとポテト的なものもついてきます。ここにオニオンソースをたっぷりかけていただきます。

まず¥2,700のコースでこんなに上質なお肉がこのボリュームで出てくるとか。

お肉は柔らかくて脂肪分は少なめで味がしっかりしています。オニオンソースもびっくりする程の量を惜しげもなくたっぷり出してくれて、私も調子に乗ってたっぷりかけて、残ったソースはまた自家製パンで楽しみます。

テリーヌ的なものも、ポテト的なものも、ソースも、これまたどれも解読出来ず。

こんなに解らないなんてちょっとショックなんですけど、勉強が足りなすぎますね。そしてシェフの腕と舌がすごすぎる。

f:id:yuyol:20170914101047j:plain

デザートはこちらで採れたブルーベリーソースのかかった自家製アイスクリームとコンポートの下にもちろん自家製のプリンが入っていました。

ブルーベリーソースの絶妙な酸味と甘みが、なめらかなアイスクリームとピッタリです。その下にはアボカドのシャーベットが入ってるんですけどこちらはあえて甘みを抑えてありました。ヴァンサンクの奥さんに尋ねるまで、アボカドだって気づけませんでした。

プリンも非常になめらかで、カラメルソースの焦がし具合と甘さも絶妙。ほんとすごい。

 

最後に珈琲でしめてランチコースを終えたのですが、もう大満足。

ひとつひとつのソースや味付けを今も思い出しながら書いています。どの素材を使って作ったのか分かるものもあるんですけど、その他に何が使われたか、どの様な手法で作られたか想像すらつかない。

ほぼ添加物を使わず作られています。

シェフはどこで修行されてきたのだろう。

 

切り盛りされている奥様(お母様かな?)に尋ねてみたところ、シェフには素晴らしい出会いがあり、また舌を鍛えるべく家庭環境に育ったそうです。「あぁ…」と大きく頷きました。

出会いと環境、このふたつの要素がいかに大切か。

 

そして………

今月18日でお店を閉めてしまうとの衝撃的なお話を聞いてしまった…

閉店前の誕生日に来られて本当に良かったのですが、今後シェフの料理を食べる事が出来ないなんて…

 

帰りにパンとドレッシングを購入しました。

パンは軽くトーストすると外側がサクッと内側がふわっとします。トーストせず薄く切ってパテなどを乗せて食べるのも好きです。

ドレッシングは何にでも合うんですけど、この貴重な一本のドレッシングを味わいながら、使い切るまでの間にせめて真似出来る様になれたら…

 

最高に美味しいフレンチを教えてくれたヴァンサンクに感謝です。

今回がヴァンサンクでの最後の食事になるなんて考えてもみなかったので、ショックが大きすぎるのですが、シェフの料理に出会えた事自体とても幸運だったと思います。

 

閉店日まで毎日通えたら良いのに…

表には出て来ないシェフに思い切って声を掛けてみたかった…

おこがましいけど、ソースのレシピをひとつでも、ヒントだけでも尋ねてみたかった…

 

うわ、泣きそう。

 

もっともっと勉強して、いつかシェフの味にちょっとでも近づけたら良いな。

ヴァンサンクは、私の人生において大切な出会いのひとつです。

「それは、愛?」special event 二階堂和美 LIVE に行って来ました。

今回のこのライブは以前からお伝えしている通り、「木原千裕写真展「それは、愛?」」という写真展のスペシャルイベントとして開催されたものです。

お手伝い、そして観客として参加させていただきました。
それはとても光栄で貴重な時間で、未だ余韻に浸っています。

 

ライブ前の木原氏のMCがまた素晴らしくて。
わたしは涙を我慢したため顔面崩壊。下唇がガクガクガクって。

 

最後にわたしが主催をしたのは10年程前になりますが、過去にいろいろなイベントの主催をやらせていただいてきました。

主催ってこれまたもんのすごく大変なんですよね。
たくさんの人と連絡を取りながら、いろんな事態を想定した準備をして、集客して、当日はもう倒れるギリギリまでバタバタ動きます。

だいたいひとつの企画が終わると3日間ぐらい寝込んでました。身体がまったく動かなくなってしまうのです。

 

今回、木原氏は写真展とこのスペシャルライブ企画の両方を手がけており、想像以上に大変だったでしょうし、今日からも写真展はつづく訳で、まだまだ一息つく間もありません。

木原氏ほんとめちゃくちゃパワフルで、この原動力は何かと言ったら「それは、愛?」につながる訳で、わたしからのアンサーとしては、「それは、愛」だぜ。

 

そして二階堂和美さんはまた天才の類の方だと思っているのですが、ハイカロリーで即燃焼!みたいな(←例えがなんか変なんですけど)とにかくすごいライブ!!!
そしてまた激しくチャーミングでね。

 

なんだかもう…
わたしは木原氏と知り合えたこと、木原氏のまわりの素敵な方々と接する機会が与えられた事にとても感謝しています。
木原千裕さん、改めまして、ありがとう。

 

さて、『木原千裕写真展「それは、愛?」』はALBUS/アルバス(〒810-0023 福岡県福岡市中央区警固 2-9-14)にて今月15日まで開催中です。

わたしも12日にお邪魔します。

 

※関係ありませんが、わたしは今日ひとつ歳を重ねました。昨日のライブ、そして今回のこの木原氏から溢れ出した愛の力がわたしにとって一番のプレゼントになりました。2017年はわたしにとって、特別に特別な年です。

えりかちゃん(仮名)

小学校2年生の時、転校生が来た。

転校生は、えりかちゃん(仮名)。

髪は長くてふわふわしていてツインテールがかわいくて、学年一足が早かった。

すぐに皆とも打ち解けて、帰り道が一緒だった私達は毎日一緒に帰る様になった。

 

ある日、えりかちゃん(仮名)が下校時にみんなにこう言った。

「わたし、魔法が使えるの」

「え?ほんとに?どうやって?見せて!」と一同盛り上がる。

えりかちゃん(仮名)は壁に耳をつけて「今、魔法の世界の人と話してる」とか「うん、うん、分かった」と壁の中の魔法の世界の人とよく会話をしていた。

 

次第にえりかちゃん(仮名)の魔力は増していき、みんなに魔法の力を分けてくれる様になった。

魔法の力を分けてもらったところで、魔法が使える様になる訳じゃないんだけど、何となく嬉しい。1ポイントゲット、みたいな。

 

ある日えりかちゃん(仮名)は言った。

「わたしより前を歩いたら、魔法の力を返してもらうからね」

これまで頑張って何ポイントも貯めてきた魔法の力が奪われる事を恐れ、その日からえりかちゃん(仮名)の前を歩かぬ様気をつける日々が続いた。

 

数日経っていろいろめんどくさくなった私は、ついにえりかちゃん(仮名)を追い越した。えりかちゃん(仮名)はぶち切れ、

「yuyolちゃんからにはもう魔法の力返してもらうからね!」

と言われたので、

「魔法の力なんてくれても何にも起きないじゃん!」

と言い返し、えりかちゃん(仮名)と一緒に帰るのをやめた。

 

後に続く様に他の友達数名もえりかちゃん(仮名)に魔法の力を返し、一緒に帰るのをやめた。

 

数日後、えりかちゃん(仮名)から「仲直りをしたい」と言われ、二人で放課後遊ぶ事に。

えりかちゃん(仮名)は「酷い事してごめんね。でも、魔法の力は本当なの」と言い、「見せてあげる!yuyolちゃんはここで目を瞑って待ってて!魔法の力でどんぐりに穴をあけるから!」そう言い残し、えりかちゃん(仮名)は走って行った。

 

私は目を開ける。

えりかちゃん(仮名)がどこに行ったのか、そーっとバレない様に探してみた。

えりかちゃん(仮名)は自宅の壁にものっすごい勢いでどんぐりをこすって穴をあけようとしていた。シャシャシャシャシャシャシャシャッって超高速で。

 

えりかちゃんは私に気づき手を止め、何か言おうとしたと思うんだけど、私は先にこう叫んで帰った。

「えりかちゃん(仮名)のうそつき!」

 

その後、私は今までのメンバーと遊んだり下校したりしていたんだけど、えりかちゃん(仮名)は別のグループに入って、これまでより地味に魔法の力を駆使していた。

それでもたまに、私はえりかちゃん(仮名)と二人で遊ぶ事があった。魔法抜きで。

 

翌年のお正月。

我が家に届いた年賀状を父が宛名別に分けていた。

「ねぇ、えりかちゃん(仮名)の事うそつき呼ばわりしてんの?」

と尋ねられたんだけど、どんぐり事件の事とかすっかり忘れていたので、何のこっちゃわからんと言い、父からその年賀状を受け取った。

キキララカラーのファンシーな年賀状の右下には、手書きでこう書いてあった。

「今年はうそつきって呼ばないでね☆」

 

笑った(笑)。

 

それから程なくして、えりかちゃん(仮名)はまた引っ越してしまった。

はえりかちゃん(仮名)の事は嫌いではなかった。

ただ前を歩くなとかいろいろ命令されるのが嫌だっただけで、えりかちゃん(仮名)と遊ぶのは楽しかった。

 

えりかちゃん(仮名)、今どうしてるのかな。

一緒に過ごしたのは1年か満たないぐらいの期間だったけど、お正月になると必ずえりかちゃん(仮名)の事を思い出す。

 

今日はお正月と関係ないけど、ふとえりかちゃん(仮名)の事を思い出した不思議な日。

何かあたたかい物を飲みたい気分です。

木原千裕写真展「それは、愛?」& special event 二階堂和美LIVE in FUKUOKA

f:id:yuyol:20170727090259j:plain

6月にAlt_Mediumにて開催された 木原千裕写真展「それは、愛?」に行けなかった方も、もう一度行きたい方にも朗報です。9月に福岡でも開催です!

もちろん、今回も「それは、愛?」を体感しに行きます。

また、泣いちゃうんだろうな…

 

木原千裕写真展「それは、愛?」


9月4日(月)〜9月15日(金)
open 11:30-19:00 最終日18:00まで
※水曜日休廊

ALBUS
福岡県福岡市中央区警固2-9-14
TEL:092-791-9335 MAIL:info@albus.in

 

そして何と、特別企画として「special event 二階堂和美LIVE in FUKUOKA」が開催されます。素晴らしすぎるスペシャルイベント!

f:id:yuyol:20170727090401j:plain

「それは、愛?」special event 二階堂和美LIVE in FUKUOKA

2017年 9月 7日 (木)
18:30 開場 / 19:30 開演
予約 : 3,500円 当日 4,000円 (※ 共に1ドリンク別途、全席自由)

papparayray -パッパライライ
福岡市中央区赤坂2-2-22

予約方法
HP専用予約フォーム :
http://sore-i0.webnode.jp

※アクセスが集中する事があります。その際は以下メールよりご予約下さい。
メール予約 : reserve@kyofukudo.com
電話予約 : パッパライライ 092-406-9361
     (受付時間:11:30 – 18:00、木・金 休)
● ご予約の際はお名前・お電話番号・人数をお知らせください。
● 公演当日ご来場時に、会場受付にてご精算/ご入場とさせていただきます。

 

こちらもですね、想像しただけで涙出そうなんですけど…

予約フォームもしくはメール予約が可能です。会場に入れる人数は限られているので、早めのご予約をおすすめいたします。

 

「それは、愛?」

前回の写真展で、私は自分の中にある「愛」を信じたいなと思いました。

他者や他に確信を求めるものではなく、自分の中にごく自然に生まれたいくつかの小さな「愛」をちゃんと育んでいこうと。

 

写真展もライブも楽しみすぎて、今からドキドキしています。

おるもすと almost

f:id:yuyol:20170713120647j:plain

小学生の頃に買ったマンガを今でもよく読んでいます。

中学生の頃に聴いた音楽を今でもよく聴いています。

 

小説は特に吉田篤弘さんが書いたものばかりを読んでいます。

「フィンガーボウルの話のつづき」という本は何度も読みすぎたせいで、現在手元にあるのは3冊目です。読みすぎてボロボロになってしまいました。

この本は、ビートルズの「WHITE ALBUM」にまつわる短編集。好きな章だけ読んだり、最初から最後まで通して読んだり、後ろの章から読んでみたり、いろんな読み方をします。

いろんな読み方をする事に特に意味はありません。

ただ、この本が好きで好きでたまらないというだけな気がします。

 

今回読んだのは、「おるもすと」。

裏切りなしの吉田篤弘ワールドです。

すぐに読み終えられる本なので、一度読んでから気になる言葉を片っ端から引っ張り出して、そしてまた最初から読み直す。

これを何度も繰り返しているのですが、全然飽きないです。

 

そうだ、私は飽きないものが好きなんだ。

 

20年近く小さい柄物のワンピース+カーディガンばかり着ているけど、飽きるどころかこのスタイルへの確信すら得てきているし、ピアスも耳たぶから下がるものばかり使い続けているし、香水は中学生の頃からずっとカボティーヌ。

リップクリームだけはつい浮気しちゃうんだけど、基本サベックス。

同じ料理本を延々と読み続け、小学生の頃に買ってもらったお菓子の本も未だ読んでいるし、人生でもっともたくさん読んだのは日本食品標準成分表。

 

「こういう人」って決められる事があまり好きではないはずなんだけど、既にキャラ設定ガチガチでしたね。

気づきませんでした。

今これを書きながらやっと気づいたっていう…

 

話を戻して。

この「おるもすと」は活版印刷なんですけど、ひと文字ひと文字に個性があって、これまたずっと見ていても全然飽きない。

f:id:yuyol:20170713123956j:plain

「そ」の上の 「 がズレているのはわざとなのか、たまたまなのか分からないけど、あぁまたしてもやられた…という感じです。ずるいですね。

やけに濃く印字された文字だったり、濃くはないけど紙に凹が出来ている文字だったり、ちょっと不格好な文字ほど愛おしく感じるのはどうしてでしょうか。

 

「おるもすと」とレコードのセットで購入したのですが、レコードというものも飽きがこない。独特の質感、音、針を落とす瞬間の感覚、そっと持ち上げる時の力加減、レコードの重さ、色、輝き、もうすべてが飽きない。

聴かずに眺めていても飽きないなんて。

 

また飽きない話に繋げちゃいましたが、こちらのレコードの中身は、2作の短編の朗読と、架空のCM。

そもそも”声”を聴くという行為だけでもわくわくするのに、レコードの声を聴くのって、ほら…飽きない。

 

今日もこれから、いつもの本を読みます。

何度も読んだ、本を読みます。 

 

記憶とお皿とポタージュスープ

f:id:yuyol:20170627124701j:plain

幼い頃、体調を崩すと必ず作ってくれた母のポタージュスープは、たっぷりの野菜を煮込んで作ったものでした。

にんじん、玉ねぎ、じゃがいもだったり、かぼちゃやトマトが入っている事も。

こども用に作っているので、にんにくは少なめ。

ローリエを一枚。

たくさんの野菜を煮込む事で野菜から出汁が出るので、味付けはシンプルに塩だけで十分。

 

このスープが飲みたくて体調不良のフリをした事が何度かあります。

母には見抜かれてるんですけどね、当時私はうまく騙せているつもりでした。

 

今は体調不良でなくても、家でひとりのランチ時によく作ります。

材料は、冷蔵庫の残り野菜。

 

ホーロー鍋にオリーブオイル、香味野菜、メインの野菜、にんにくを入れ、火を付けて甘みが出るまでじっくり炒める。

弱火で炒めます。焦がさぬ様気をつけながら。

使う野菜によって入れる水の量を変えて、ローリエと塩を少々入れて煮ていきます。

トマトなどの水分の多い野菜を使う場合は、お水を入れなくても大丈夫な時もあります。

ブレンダーやミキサーでピューレ状にしたら、牛乳や豆乳を少しずつ入れ混ぜる。弱火です。

沸騰前に味を整え火を止める。

お皿によそって、お好みで生クリームやオリーブオイル、挽きたての胡椒や刻んだパセリを乗せて完成。

 

お昼に飲みきれなかったスープは少し味付けを濃くして冷蔵庫で冷やせば、夕食時には冷製ポタージュに。

味を濃い目にする事で、冷たくなっても塩気を感じられるし、ワインのおつまみにもなる。

 

写真は先程作った大根のポタージュ。

お皿は鹿児島 kobo syuro 比地岡陽子ちゃんの作品です。

普段はこのお皿に煮物を盛り付けることが多いのですが、大根のポタージュの白色が映えそうだったので合わせてみました。

 

お皿を眺めて、何を合わせるかを考えながら献立やレシピを組み立てていくのはとても楽しい。

お皿を眺めているだけで半日過ぎてしまう事も多々あります。

好きな事をやっていたり考えていたりすると、あっという間に時間って経っちゃいますね。

  

時間を掛けて何かを創り出した時、とても満たされた気持ちになります。

更にそれを誰かと共有し、思いを共感する事で、更に心が満たされる。

 

ポタージュスープを作る事、そして食べる事で満たされた私は、今とても眠いです。

満たされた事で訪れる眠気もまた最高…

 

私も料理する

f:id:yuyol:20170616092319j:plain

植物のある生活が好きです。

できれば種まきからはじめて育てて咲かせたいと先日も申し上げましたが、心底そう思っています。

 

近所にある信頼を置いている八百屋さんが週に一度、我が家にお野菜を届けてくれます。
ねぎと柑橘類以外は、八百屋さんにすべてチョイスしてもらっているので、毎週何が届くかとても楽しみ。

届いた食材と予算をもとに、1週間分の献立を考えます。これが結構大変。

 

仕事から帰って料理をする日は、なるべく簡単なレシピのものを。
無理はしたくないので疲れている日は因幡うどんや、近所の美味しいインドカレーをテイクアウトしたりします。

お休みの前日はゆっくり夕食の時間を楽しみたいので、例え仕事帰りであってもちょっと頑張った献立が理想。

休日は時間をかけてじっくり作る料理も良いし、ちょっと遠くまで足を伸ばして普段は手に入らない様な食材を探しに行ったりするのも楽しい。

 

仕事が忙しい期間はゆっくり料理をする時間が取れません。それがものすごいストレスです。
ゆっくり料理する時間=ゆとりがないって良くない。心が荒みます。

食材の組み合わせを考え、調理法を考え、盛り付けを考え、ひたすら考えながら手を動かし続ける。

この「考えてる時間」が日常生活のアレやコレから、思考を切り離してくれているのかもしれません。料理に限らず、趣味ってそうですよね。

   

世の中には料理の達人がたくさんいて、そういう方たちの話を聞いたり、見たり出来るのはとても勉強になります。

総じて皆さん”加減”を熟知している。

 

私は今晩、塩サバを焼くんですけど、ここで大事なのは焼き加減。

私は今晩、四川風麻婆豆腐を作るんですけど、ここで大事なのは調味料(特に花椒と片栗粉)の加減と、火加減。

 

”加減”を熟知するには、経験を重ねるしかないと思っています。体感を繰り返す。

 

さて、前回アップした『Cooked: 人間は料理をする』という番組(本も出てます)は料理を通して生き方について考えさせてくれる内容でした。

何度も観てるんですけど、観てるだけでやってる気になっちゃいけないので、得た知識を踏まえて改めて料理について考え、そして作り出していこうと思います。

 

でもその前に…

もう一回観ちゃおう。