おるもすと almost

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小学生の頃に買ったマンガを今でもよく読んでいます。

中学生の頃に聴いた音楽を今でもよく聴いています。

 

小説は特に吉田篤弘さんが書いたものばかりを読んでいます。

「フィンガーボウルの話のつづき」という本は何度も読みすぎたせいで、現在手元にあるのは3冊目です。読みすぎてボロボロになってしまいました。

この本は、ビートルズの「WHITE ALBUM」にまつわる短編集。好きな章だけ読んだり、最初から最後まで通して読んだり、後ろの章から読んでみたり、いろんな読み方をします。

いろんな読み方をする事に特に意味はありません。

ただ、この本が好きで好きでたまらないというだけな気がします。

 

今回読んだのは、「おるもすと」。

裏切りなしの吉田篤弘ワールドです。

すぐに読み終えられる本なので、一度読んでから気になる言葉を片っ端から引っ張り出して、そしてまた最初から読み直す。

これを何度も繰り返しているのですが、全然飽きないです。

 

そうだ、私は飽きないものが好きなんだ。

 

20年近く小さい柄物のワンピース+カーディガンばかり着ているけど、飽きるどころかこのスタイルへの確信すら得てきているし、ピアスも耳たぶから下がるものばかり使い続けているし、香水は中学生の頃からずっとカボティーヌ。

リップクリームだけはつい浮気しちゃうんだけど、基本サベックス。

同じ料理本を延々と読み続け、小学生の頃に買ってもらったお菓子の本も未だ読んでいるし、人生でもっともたくさん読んだのは日本食品標準成分表。

 

「こういう人」って決められる事があまり好きではないはずなんだけど、既にキャラ設定ガチガチでしたね。

気づきませんでした。

今これを書きながらやっと気づいたっていう…

 

話を戻して。

この「おるもすと」は活版印刷なんですけど、ひと文字ひと文字に個性があって、これまたずっと見ていても全然飽きない。

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「そ」の上の 「 がズレているのはわざとなのか、たまたまなのか分からないけど、あぁまたしてもやられた…という感じです。ずるいですね。

やけに濃く印字された文字だったり、濃くはないけど紙に凹が出来ている文字だったり、ちょっと不格好な文字ほど愛おしく感じるのはどうしてでしょうか。

 

「おるもすと」とレコードのセットで購入したのですが、レコードというものも飽きがこない。独特の質感、音、針を落とす瞬間の感覚、そっと持ち上げる時の力加減、レコードの重さ、色、輝き、もうすべてが飽きない。

聴かずに眺めていても飽きないなんて。

 

また飽きない話に繋げちゃいましたが、こちらのレコードの中身は、2作の短編の朗読と、架空のCM。

そもそも”声”を聴くという行為だけでもわくわくするのに、レコードの声を聴くのって、ほら…飽きない。

 

今日もこれから、いつもの本を読みます。

何度も読んだ、本を読みます。 

 

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